社会に出れば人前で話すことが多くなるもの。スピーチや発言を求められる場などはどんな職場にもあるもので、避けられないのなら上手くやるのが得策です。
今回は、プレゼンテーションなど上手に人前で話すコツについてご紹介します。
01.
力強くスタートする
どんなにプレゼンが上手な人でも話し始める最初のタイミングが一番緊張します。そして途中から徐々に集中力が切れてくると、自分が何を言っているのか分からなくなり、早口で声高になってしまうもの。後半から声のボリュームが大きく出来る人なんてまずいません。
思い切って話出しを力強くすることがポイントです。そうすれば“緊張”というハードルは超えたようなものです。
スタートの力強さが全体的な成功を決めます。
何よりも聴衆があなたに一番耳を向けているタイミングは、プレゼンテーションの始まりのとき。これを利用しない手はありません。力強く始めて聞き手に反応を作り出しましょう。聴衆に反応があるからこそ場に躍動感が出てくるのです。
02.
プレゼン中は聴衆とつながる
壇上において頭の意識をパワーポイントの資料とばかりつなげるのはもう止めにしましょう。内なる声とつながるのでもありません。大切なのは聞き手とつながることです。
上手なプレゼンというものは、聞き手に納得感や満足感を与えてくれます。それは資料の論理構成やその知識量だけから生まれるわけではありません。親密さや熱意のこもったあなたの言葉や振る舞いから生まれるのです。
箇条書きの資料を用いたプレゼンではどの情報が一番重要なのかは分かりづらいもの。大事な点については“ここが大事なところです”と強調して伝えてあげるだけでも、聞き手の立場を大切に出来ます。
03.
きれいにクロージングする
終わり良ければすべて良し、という言葉はプレゼンにも当てはまります。話をきれいにまとめることはあなたを知的に見せてくれるでしょう。
最後の決め台詞を決めておくのがおススメのやり方。
もし時間が超過しそうな場合には、”時間が押しているため重要な点をまとめます”、とある程度内容を省略して、最後の決め台詞を使ってきれいにプレゼンを締めくくりましょう。
もっとプレゼンテーションを楽しもう
人前で話すことが苦手な人にとって意外なことかもしれませんが、案外プレゼンは楽しいものです。誰にでも自分のことを認めて欲しいと思う承認欲求があり、自分の話を聞いてくれて嫌な気分になる人はいないはず。
そもそも人前で話すときには”緊張とプレッシャーだけを感じなさい”、と誰かから教わったことがありますでしょうか。見方を変えればみんなあなたの味方です。親身に話を聞いてくれる人たちに対してプレッシャーを感じる必要なんて無いと思いませんか。